【離乳食を振り返って】娘に合わせて進めた11ヶ月間|食べない・便秘・手づかみ食べの試行錯誤記録
「離乳食ってちゃんと進められるかな?」
離乳食を始める前、私が一番不安だったのは、ミルクが大好きな娘が本当に食事を食べるようになるのかということでした。
固形の食べ物を受け入れられるのか、ちゃんとご飯を食べられるようになるのか。
そんな不安はありましたが、実は離乳食について事前にたくさん調べたり、SNSで情報収集したりはしていませんでした。
今振り返ると、離乳食期間は「正解を探す時間」ではなく、「娘に合う方法を探す時間」だったように思います。
今回は、離乳食開始から現在までを振り返りながら、私が感じたことや試行錯誤したことをまとめてみます。
そもそも離乳食を意識していなかった
正直なところ、私は子育てそのものにあまり詳しくありませんでした。
毎日の育児に必死だったこともあり、「離乳食っていつ頃から始まるんだろう?」という程度の認識しかありません。
SNSで離乳食アカウントを見たり、離乳食アプリを使ったりすることもなく、アプリの存在すら知りませんでした。
参考にしていたのは、ネントレで読んでいた『赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割』です。
本を読んで、
「あ、もうそろそろ離乳食を始める時期なんだ」
と気づいたくらいで、かなり気軽なスタートだったと思います。
離乳食を始めたきっかけ
娘が生後4ヶ月の終わり頃。
それまで寝る前にしっかりミルクを飲んでいた娘が、夜中に空腹で目を覚ますようになりました。
そしてミルクをものすごい勢いで飲む姿を見て、
「もしかしてミルクだけでは足りなくなってきたのかな?」
と感じたのを覚えています。
参考にしていた本には、
「夜中に空腹で2回起きるようになったら離乳食開始のサインのひとつ」
という内容が書かれていました。
娘はそこまでではありませんでしたが、離乳食を始めるタイミングが近づいているように感じ、スタートすることにしました。
最初から本の通りにはいかなかった
最初にあげたのはミルク粥でした。
しかし結果は……全然食べません。
スプーンが口に触れただけで終わることもあり、娘自身も嫌そうな表情。
「食べる以前にスプーン拒否が大変!」
そんな状態でした。
一般的な離乳食本を見ると、
「今日は○g、次は○g」
というように細かく進め方が書かれています。
でも我が家は最初からそんな感じではありませんでした。
おかゆだけで精一杯なら野菜は後回し。
まずは1日2回食べられることを目標にする。
量もティースプーン1杯ずつ増やすのではなく、ストック作りのタイミングで5gほど増やす。
かなり大雑把だったと思います。
それでも不安や焦りはあまりありませんでした。
娘のペースに合わせている感覚があったからです。
生後6ヶ月で便秘に
離乳食初期で印象に残っているのは便秘です。
生後6ヶ月頃に便秘気味になり、
「ちょっと消化の負担になっているのかな?」
と感じました。
そのため新しい食材を増やすペースをゆっくりにしたり、量を増やしすぎないようにしたりと調整しました。
目安通りに進めることよりも、娘の様子を見ることを優先した時期だったと思います。
順調だったのに8ヶ月頃から壁にぶつかった
7〜8ヶ月頃になると、お米も野菜もお肉も順調に食べていました。
ところが8ヶ月頃から少しずつ食べムラが出始めます。
特に感じたのは、
「味に飽きたのでは?」
ということでした。
それまで娘は、ほとんど味付けをしなくても問題なく食べてくれていました。
そのため私も、「離乳食はなるべく素材の味で」と特別意識していたわけではなく、単純にそのままでも食べてくれていたので続けていたのです。
しかし8ヶ月頃になると、少しずつ食いつきが悪くなってきました。
今思えば、
「味がない!美味しくない!」
と思っていたのかもしれません。
そこで初めて、お出汁を使ったり少量の調味料を加えたりするようになりました。
また、ヨーグルトやスープなどを一品追加して、食事に変化をつけることも意識するようになりました。
すると少しずつ食べる量も戻り、「味や食感の変化も大事なんだな」と感じたのを覚えています。
また、この頃から食器やスプーンに手を伸ばしたり、椅子の上で立ち上がろうとしたりするようになりました。
当時は
「ちゃんと食事してくれない!」
と焦りましたが、今思えば手づかみ食べのサインだったのかもしれません。
さらに、コップ飲み練習を全く始めていなかったことに気づき、慌てたのもこの頃でした。
一番試行錯誤したのは手づかみ食べ
離乳食後期で一番大変だったのは手づかみ食べです。
最初は食材をつかんでは投げるだけ。
ところがある日突然、自分で口へ運ぶようになりました。
成長を感じる一方で、悩みも一気に増えました。
- メニューはどうする?
- 手づかみ用に別で用意する?
- 片付けが大変すぎる…
- 全然口に入らない…
さらに時間がかかりすぎて途中で飽きることもありました。
でもお腹は空いているので機嫌が悪くなる。
この悪循環が本当に大変でした。
今振り返ると、離乳食後期はトライアンドエラーの連続だったと思います。
好き嫌いも出てきた
チーズは喜んで食べるのに、お米は放置。
そんな分かりやすい好みも出てきました。
特にお米は、
「味がないことに気づいた?」
と思うほど食べない時期もありました。
おかずと一緒に口へ運ぶと食べたり、自分で手づかみなら食べたり。
同じ食材でも日によって反応が違うことも多く、離乳食の難しさを感じました。
離乳食でやってよかったこと
振り返ってみて、一番よかったと思うのは情報を増やしすぎなかったことです。
参考にするものを一つに絞り、
「今の娘に合っているか」
だけを基準にしていました。
だから、
- 予定より遅く進める
- 予定より早く進める
- 量を減らす
- 回数を変える
という判断も自然にできました。
目安量より少ない日があっても、
「今日はこういう日なんだな」
くらいに考えられたのは大きかったと思います。
逆に頑張らなくてもよかったこと
今なら声を大にして言いたいのが、
「10倍粥にこだわらなくてもよかった」
ということです。
実は私は離乳食を始めた頃、「重湯」という存在をよく理解していませんでした。
10倍粥を作ると上に液体、下にお米が沈みますよね。
当時の私は、その上の液体部分をただの水だと思い込み、普通に捨てていました。
そして下に沈んだお米だけをすりつぶして娘にあげていたのです。
今思うとかなり大雑把だったと思います。
しばらくしてから「それ重湯だったのでは……?」と気づいたのですが、その頃には娘も問題なく食べていました。
むしろ、
「これって実質8倍粥くらいになってるのでは?」
と思い、そのまま8倍粥へ移行しました。
当時は、
「こんな適当で大丈夫なのかな」
と少し不安もありました。
ところが後に産後ケアで助産師さんが、別のママさんに向かってこんな話をしていたのです。
「昔は10倍粥からと言われていましたが、7倍粥くらいの方がやりやすいですよ〜」
その瞬間、
「私、間違ってなかったじゃん!」
と心の中でガッツポーズしました。
もちろん赤ちゃんによって合う進め方は違うと思います。
でも離乳食を経験して感じたのは、目安はあくまで目安だということ。
本に書かれている通りに進めることよりも、目の前の赤ちゃんの様子を見ることの方が大切だったように思います。
よく使った便利グッズ
離乳食期間を振り返ると、「できるだけ楽をするための道具」は積極的に使ってよかったと思っています。
特によく使っていたのが、リッチェルのおかゆクッカーとブルーノのスティックブレンダーです。
リッチェルのおかゆクッカー
離乳食初期は、おかゆを少量だけ作りたい場面が何度もありました。
炊飯器でまとめて作る方法もありますが、私は必要な分だけ手軽に作れるおかゆクッカーをよく使っていました。
特に初期は食べる量も少なく、
「せっかく作ったのにほとんど食べない」
なんてことも珍しくありません。
そのため、大量に作るよりも少量ずつ作れる方が私には合っていました。
ブルーノのスティックブレンダー
そして離乳食初期の救世主だったのが、スティックブレンダーです。
おかゆや野菜を裏ごししたり、なめらかにしたりする作業は手作業だとなかなか大変です。
特ににんじんやかぼちゃなどをまとめてストックするときは、ブレンダーがあるだけで作業時間がかなり短縮されました。
私はもともと「離乳食を頑張りすぎない」を目標にしていたので、
「手でできるけど大変な作業は機械に任せる」
という考え方で使っていました。
実際、ブレンダーがなかったら離乳食作りはもっと面倒に感じていたと思います。
頑張らないための道具は使ってよかった
離乳食を経験して思うのは、便利グッズに頼ることは決して手抜きではないということです。
ベビーフードを使うのも、調理器具に頼るのも、全部「続けるための工夫」。
私の場合は、少しでも負担を減らせたからこそ、離乳食を無理なく続けられたように思います。
今から離乳食を始める方へ
離乳食前の自分に声をかけるなら、
「うまいことサボって、できる範囲で進めれば大丈夫」
と言いたいです。
離乳食は、量も回数も食材も家庭によって違います。
目安はありますが、絶対ではありません。
ゆっくり進めてもいいし、早めてもいい。
ベビーフードに頼ってもいいし、手作りにこだわらなくてもいい。
大切なのは、本やSNSに合わせることではなく、目の前の赤ちゃんに合わせることだと思います。
私にとって離乳食期間は、トライアンドエラーの繰り返しでした。
でもその試行錯誤のおかげで、「我が子に合う方法」を少しずつ見つけることができました。
もし今、離乳食に悩んでいる方がいたら。
「離乳食って、やりやすいようにやっていいんだ」
そう思ってもらえたらうれしいです。
